私、普段仕事していて思うんですけど、触ったことがないのに、よく売れるなぁと。どんな製品なのか、どんなところが良いのか、いろいろ触ってみて自分で感じて見て「イイね!」ってなるのかな、と思ってました。でも、今はドキュメントを読んだり、スペシャリストからの情報提供からどんな製品なのか、どういうところが特徴的なのか、というのを吸収しないといけないんです。触ってみたいですけど、検証機みたいなのがないんですよ、ウチ。
そんなアナタに朗報です。
バーチャルですけど、触ることはできます。よく実機を貸してほしいと言われることはありますが、正直実機を目の前に置いて検証するのとリモートで触ることの違いはないと思います。別にボタンを押さなきゃいけないわけでもないですし、ときどき LED がチカチカ光るくらいですし、どんな拡張カードが入っているのか、とかも今じゃ GUI から確認できたりします。ということで、リモートでバーチャルですが、実機のように触ってみる方法について解説します。なるべくお金がかからない方法で(なるべく、ね)。
Jumpstart HCIBox は仮想化環境で Azure Stack HCI の機能とハイブリッドクラウドの統合を体験するためのサンドボックスであり、物理的なハードウェアを必要とせずユーザーが簡単に Azure Stack HCI と Azure Arc を利用することができます。
Jumpstart HCIBox には、このような設計原則があるそうです。
Azure Arc の GA またはパブリックプレビュー機能をテストするための専用のサンドボックス環境です。プライベートプレビュー機能は含まれていません。
物理的なハードウェアを持つことに依存しない、Azure の自己完結型。
ハイブリッドサービスおよびツール(Azure Arc および Windows Admin Center)との HCI 統合のショーケース。
包括的、反復可能、高信頼性。
モジュール式の柔軟性と構成
今回のパブリック・プレビューでは、自動化は Azure Bicep をサポートし、Jumpstart ArcBox と同様に、インフラストラクチャとサービスを構築し構成するためのシンプルなデプロイメントに基づくそうです。また、このサンドボックスは GitHub 上に作られており、いまどきのアジャイル開発の手法で柔軟に作られてる、って気がしました。